一般社団法人ひごのいえ|熊本県御船町

秘密厳守 初回相談無料 医療・行政連携 女性専用施設「らぽーる」
九州の緑の田園と青空の山並み(実写)

KUMAMOTO RECOVERY HOME

ひごのいえ

熊本の大自然の中で、人生を再出発する。

一般社団法人ひごのいえは、薬物・アルコール・ギャンブル・処方薬などの依存症に悩む方とご家族を支える回復支援施設です。
阿蘇の山々と天草の海に近い環境のなかで、医療・福祉・行政と連携し、初回相談から生活再建まで一貫して伴走します。

初回相談 無料・秘密厳守
メール受付 24時間対応
連携支援 医療・行政と一体
女性専用 施設「らぽーる」
熊本・阿蘇の山並みと草原の風景

阿蘇の広い空と草原が、焦らず整える回復の時間を支えます。

熊本・上天草の海と島々の風景

穏やかな海の光が、心を落ち着け、明日への一歩を後押しします。

熊本・天草の青い海と島々の風景

九州の自然のリズムに合わせ、生活と心を少しずつ取り戻します。

NATURE RESET

阿蘇と天草の自然環境で、自律神経と生活リズムを再構築する土台を整えます。

RESTART DESIGN

医療・福祉・家族連携を丁寧に束ね、再出発に必要な評価・計画・伴走を一人ひとりに合わせて設計します。

HOME FOR GROWTH

回復だけでなく、個性を尊重し合い、人生を再設計する「家」として機能させます。

回復支援の全体像

依存症は、適切な支援と環境、そして信頼できるつながりがあれば回復できる病気です。ひごのいえは、ご本人とご家族が「次の一歩」を踏み出すための拠点です。
医療機関・行政・ご家族と連携し、初回相談から入所・プログラム・退所後の生活再建まで、状況に合わせて伴走します。まずは今のお困りごとを、安心してお聞かせください。

ABOUT HIGONOIE

私たちについて

ひごのいえは、依存症に悩むご本人とご家族を支えるために、医療機関・行政機関・地域福祉と連携した受け入れ体制を構築しています。
初回相談から入所検討、回復プログラム、退所後の生活再建まで、一人ひとりの状況に合わせて継続的に伴走します。

RECOVERY PROGRAM

回復プログラム 関係性から始まる、一生続く長距離走

ひごのいえのプログラムは、国内の依存症リハビリテーション施設で広く実践されている生活リズムの再建、グループワーク、医療・心理支援、自助グループの考え方を取り入れながら、「誰と生きるか」を何より優先して設計しています。

栃原晋太郎代表理事をはじめ、医療・心理・ピア・生活支援のチームが、入所初期から退所後まで、一人ひとりのペースで伴走します。

回復の本当の勝敗は、カリキュラムの名前や、どれだけ早く「卒業」したかでは決まりません。

依存症からの回復は、一生続く長距離走です。短距離走のように成果を急ぐのではなく、極めてスローなペースで、心と体と人間関係を、少しずつ取り戻していく旅路です。

だから、私たちが最も大切にしているのは、プログラムの種類や内容の多さでも、在籍期間の長さでも、優秀に卒業したかどうかでもありません。

回復の初期に、誰と暮らし、誰に憧れ、誰と朝昼夜のできごとを分かち合ったか。その人間関係の質こそが、何年後の再発予防の核になる――私たちは、長年の現場で、何度もそれを目の当たりにしてきました。

孤独のなかで耐え続けた人ほど、信頼できる誰かの「おはよう」「おつかれさま」に救われます。失敗を隠さなくてよい仲間がいるほど、衝動の夜を越えられるのです。ひごのいえは、スコアやランキングで人を評価する施設ではありません。安心して素の自分を見せ合える関係の場を、熊本の自然とともにつくる施設です。

Hope | 希望

「もう終わりだ」と思えた夜にも、朝は必ず来る。回復者とスタッフがその事実を、言葉と態度で何度も伝えます。小さな成功体験を積み重ね、未来への想像力を取り戻します。

Honesty | 正直

飲酒・使用・ギャンブル、隠していた気持ち、家族への怒りまで――正直に話せる関係が、再発予防の土台になります。責めるのではなく、共に事実を見る対話を徹底します。

Healing | 回復

心身の安定、生活リズム、対人関係、社会との再接続。すべてに時間をかけ、焦らず整えます。回復は「直す」だけでなく、「つながり直す」営みだと信じています。

熊本の自然のなかで笑い合う回復プログラムの仲間たち
笑い合える仲間がいるから、明日もここに戻ってこられる。それが、私たちのプログラムの中心です。

回復の三つの段階 標準的なリハビリの流れを、関係性重視で再編

多くの依存症リハビリ施設と同様、入所初期は生活の安定、中期は心と行動の整理、後期は社会との再接続を目指します。
ひごのいえでは、各段階で「誰と何を分かち合うか」を計画の軸に置きます。

初期

身体と生活を整える信頼できる誰かと暮らす

起床・睡眠・三食・清掃・服薬・通院を、同じリズムで過ごす仲間とスタッフとともに再建。断酒・断薬の不安を、一人で抱え込まない環境をつくります。国内施設で重視される「生活リズムの回復」を、共同生活のなかで実践します。

中期

心の傷と依存のパターンに向き合う

個別面談、グループワーク、ピアとの対話、認知行動的な整理、感情の言語化。12ステップやリカバリー・ダイナミクスに触れる機会も用意し、「正直に話す」「聞く」練習を重ねます。憧れられる回復者との出会いが、ここで芽生えます。

後期

家族・地域・仕事へ関係を広げる

家族会、外部との面会、就労準備、自助グループ(AA・NA・DA等)への接続、退所後の生活設計。急いで「卒業」させるのではなく、つながりを保ったまま次の一歩へ進みます。

一日の型(生活リズムプログラム)

リハビリ施設で広く採用されている規則正しい生活を、ひごのいえの共同生活に合わせて設計しています。同じ時間に起き、食べ、働き、休む――その反復のなかで、信頼関係が育ちます。

起床・身だしなみ・朝食・服薬確認・短いミーティング(今日の気持ち、よろしくお願いします)
午前
個別面談/グループワーク/作業・学習・運動(体を動かし、気分を整える)
午後
昼食・休息・カウンセリング・ピア対話・職業準備・創作・農作業など
夕方
夕食・片付け・自由時間(仲間との会話、散歩、読書)
振り返りミーティング・就寝準備・安心して眠れる環境づくり

プログラムの柱 医療・心理・生活・社会

国内の依存症リハビリテーション施設で提供される要素を参考に、ひごのいえで行う主な支援です。
いずれも、最終的には人との関係の質につながるよう組み立てています。

医療連携・身体ケア

精神科・内科・かかりつけ医と連携。検査、服薬、離脱症状への対応、栄養改善。体調不良を「甘え」にせず、支え合う文化で受け止めます。

個別カウンセリング

トラウマ、喪失、怒り、うつ、不安を、段階的に言語化。秘密は守り、本音を吐き出せる「一人の大人」の関係を築きます。

グループミーティング

日々の振り返り、感情の共有、フィードバック。国内施設の中心となっている集団ワークを、安全なルールのもとで継続します。

ピアリカバリー支援

回復経験のあるスタッフが、同じ道を歩んだ先輩として伴走。「あのとき、自分もそうだった」という言葉が、希望と現実感をくれます。

生活リズム・金銭管理

睡眠・食事・入浴・掃除・洗濯・予算管理。再発しやすい夜を越えるための、見える化された日常の型をつくります。

認知行動・再発予防

思考と行動のパターンを整理し、衝動が来たときの具体的な行動計画を、スタッフ・仲間と紙に書き、共有します。

12ステップ・自助グループ

AA・NA・DA等の考え方や、回復のための対話の枠組みに触れる機会を設けます(参加は本人の意思を尊重)。

レクリエーション・自然

運動、散歩、農作業、創作、九州の自然のなかでの活動。楽しさと達成感を、薬物や酒の代わりに体験し直します。

家族プログラム

家族会、個別面談、境界線の整理。責め合わず、回復の仲間として再び向き合う対話を支援します。

就労・社会復帰

短時間の作業から始め、生活と仕事の両立を設計。退所後も、つながりを切らないフォローを重視します。

女性専用「らぽーる」

女性が安心して過ごせる専用環境。女性スタッフによる支援、女性特有の課題への配慮(希望者向け)。

退所後・地域連携

グループホーム、通所、自助グループ、医療機関との接続。一人に戻さないための、関係の橋渡しを行います。

関係性が、なぜ再発予防の核になるのか

依存症は、脳と行動の病気です。同時に、つながりの欠落や歪みと深く結びついている病気でもあります。使ってしまう夜、多くの人は「誰にも言えない」「誰も自分を分かってくれない」と感じています。

回復初期に出会ったスタッフの眼差し、仲間の「おはよう」、憧れの先輩の背中、家族の一言――それらが、心のなかに新しい物語を書き始めます。「自分は、こういう人たちと生きていいんだ」「失敗しても、まだ戻れる場所があるんだ」という物語です。

その物語が薄れてしまうと、再発のリスクは静かに高まります。だからひごのいえは、カリキュラムをこなすこと以上に、信頼できる人間関係を育て続けることに力を注ぎます。施設を出たあとも、その関係が地域のなかで広がっていくよう、退所前から設計します。

代表理事 栃原 晋太郎

一般社団法人ひごのいえ 代表理事 栃原 晋太郎

依存症回復支援の現場で培った経験をもとに、技法だけでなく「安心して暮らせる関係」を最優先にプログラムを設計しています。

ひごのいえからのメッセージ

もし今、プログラムの名前や期間、費用ばかりを気にして迷っているなら、ひとつだけ思い出してください。回復で本当に残るのは、修了証ではなく、心に残った人との記憶です。

誰と暮らし、誰に憧れ、誰と日々を分かち合ったか。その質が、あなたの回復の色を決めます。私たちは、早く優秀に卒業する人を増やす施設ではありません。何年経っても「あのとき、あの場所で、あの人たちと生きられた」と思える人を、一人でも多く増やす施設でありたいのです。

熊本・御船町の空気のなかで、一緒に長距離走を続けましょう。最初の一歩は、相談の電話からで大丈夫です。

相談窓口へ 体験談を読む

参考:国内の依存症リハビリテーション施設で一般的な要素(生活リズムの再建、グループワーク、12ステップ・自助グループ、認知行動的アプローチ、医療連携、家族支援、就労準備等)を、ひごのいえの理念に合わせて整理した概要です。個別のプログラム内容・期間は、お一人おひとりの状態に応じて調整します。

回復を支える実践サイクル

1. 受け止める

現在の状況を整理し、本人と家族の不安を言語化します。

2. 整える

生活リズム・医療連携・対人関係を安定化させます。

3. つなげる

就労・住居・家族関係を含む社会復帰を段階的に設計します。

まずは相談から。医療機関・行政機関からのご相談にも、誠実かつ迅速に対応します。

WOMEN ONLY SUPPORT

女性専用施設 らぽーる

女性専用の依存症回復施設は国内でもまだ少なく、安心して相談できる場を探すだけでも負担になります。らぽーるは、女性が心身の安全を最優先に回復へ向かえる希少な拠点です。

女性専用施設らぽーるで笑顔で交流するスタッフと利用者
女性専用施設「らぽーる」— 安心して本音を話せる、明るく清潔な環境を整えています。

GROUP HOME

グループホーム

障害福祉サービス「共同生活援助」(グループホーム)に基づく住まいで、依存症回復と生活再建を、医療・相談支援・行政と連携しながら支援します。

共同生活援助(グループホーム)とは

障害者が共同生活を営む住居で、主に夜間に日常生活上の援助を受けるサービスです(訓練等給付)。世話人・生活支援員が配置され、原則2〜10名の少人数で地域自立を目指します。支給は一人ひとりの審査で決まります。

利用要件

対象
障害者(精神・身体・知的など)
受給者証
障害福祉サービス受給者証(市町村が支給決定)
支援計画
相談支援専門員によるサービス等利用計画
支給決定
利用日数・負担額は自治体審査

※可否・日数は個別審査。相談時に現状整理が重要です。

費用

利用料
障害福祉サービス料(所得に応じ自己負担・上限あり)
実費
食費・光熱費・日用品等(事業所規定)

※18歳以上は所得により負担額が変わります。

受給者証取得の流れ

  1. 1市町村へ相談即日
  2. 2相談支援専門員と面談・計画作成
  3. 3支給申請・審査数週
  4. 4受給者証交付・契約・利用開始〜1ヶ月

※自治体・申請状況により異なります。

ひごのいえの支援

生活リズム・服薬・対人・再発予防を重視し、地域生活への移行まで見据えた計画を共につくります。

生活
睡眠・食事・清掃・金銭管理の習慣化
医療
通院・服薬・かかりつけ医との連携
対人
共同生活・ピア・スタッフとの対話
家族
家族会・面談・境界線の整理
復帰
就労準備・日中活動・行政手続きの伴走

ひごのいえでの流れ

  1. 相談(無料)— 現状・希望・受給者証の確認即日
  2. 見学・面談 — 施設・支援方針の確認1〜2週
  3. 手続き支援 — 受給者証・利用計画・連携数週
  4. 入居・生活開始 — 生活リズムの再建
  5. 移行準備 — 退所・一人暮らし・就労へ個別
アットホームで清潔感のあるグループホームのリビング
清潔で落ち着いた共用空間。生活リズムの再建に集中できる、住み心地のよい環境です。

受給者証の有無・申請方法が不明でもご相談ください。手続きと生活設計を伴走します。

相談窓口へ 利用案内を見る

参考:厚労省「障害福祉サービスの内容」、WAM NET 共同生活援助の解説等に基づく概要。支給可否・負担額はお住まいの市町村の判断です。 厚生労働省:障害福祉サービスの内容

USER GUIDE

利用案内

初回相談(無料・秘密厳守)から入所・グループホーム・女性専用「らぽーる」・退所後の再建まで、状況に合わせて伴走します。医療機関・相談支援専門員・自治体と連携します。

相談窓口

受付
平日10:00–17:00(時間外も要相談)
メール
info@higonoie.or.jp(24h)
所在地
熊本県上益城郡御船町
初回相談
無料・秘密厳守

選べる支援

入所・グループホーム・女性専用・家族支援を組み合わせ可能。最適な形は初回相談で整理します。

初回相談
状況整理・選択肢の説明
入所
施設内で回復支援・生活リズム再建
GH
共同生活援助による地域生活の練習
らぽーる
女性専用の安心できる環境
家族
家族会・家族のみの相談

ご利用の流れ

  1. 1お問い合わせ — 困りごと・既往・服薬等を確認即日
  2. 2面談・見学 — 支援方針・施設の説明1〜2週
  3. 3支援計画 — 入所・GH・通院の方針整理個別
  4. 4手続き — 受給者証・契約等(GHは自治体手続きを伴走)数週
  5. 5利用開始 — 生活リズム・服薬・ピア支援
  6. 6継続・家族連携 — 再発予防・家族会継続
  7. 7地域移行 — 退所・就労等への準備個別

相談でお聞きすること

困りごと
依存の種類・再発歴・生活状況
心身
通院・服薬・睡眠・食事
家族
負担・連携希望(家族のみ相談可)
制度
受給者証・手帳・他サービス
希望
入所・GH・女性専用・見学

あるとスムーズ

本人確認
面談・契約時
お薬手帳
医療連携(任意)
受給者証
GH利用検討時
手帳
支援区分の参考
履歴
入院・施設利用(分かる範囲)

費用

初回相談
無料
入所
形態・期間により相談時に説明
GH
利用料(自己負担)+実費
女性専用
個別見積り

※金額は支給決定・所得等により変動。無理な勧誘はしません。

よくある質問

家族だけ?
可。秘密厳守で対応
見学?
予約制。受給者証なしでも可
受給者証なし
申請を伴走
他県?
要相談
女性専用
「らぽーる」(詳細
ご相談窓口: 0964-41-2387(平日10:00〜17:00) / info@higonoie.or.jp(24時間受付)

参考:厚労省「サービスの利用手続き」等に基づく案内。詳細は市町村相談支援専門員へご確認ください。 厚生労働省:サービスの利用手続き

KYUSHU NATURE

九州の自然に触れながら、回復を続ける

ひごのいえは、熊本・九州の自然のなかで暮らしのリズムを整えます。
広い空と穏やかな風景が、焦らない回復の時間を支えてくれます。

FAMILY SUPPORT

家族ガイド | 家族が先につながることが回復の第一歩

ご家族だけのご相談を、私たちは最優先で受け付けています。依存症は「意思の弱さ」ではなく、脳と行動の病気です。だからこそ、ご家族が正しい知識を持つことが、回復プロセス全体の安全性と継続性を大きく左右します。
ご家族が疲弊した状態では、本人支援も持続しません。ひごのいえは医療機関・行政機関と連携しながら、家族の不安整理、境界線の引き方、危機時対応、生活再建の段取りまで、具体的に伴走します。
明るい施設内で笑顔の家族プログラム・家族会
ご家族向けのプログラム・家族会。責め合わず、学び合い、回復の設計図を一緒につくります。

家族が先に取り組む回復プロセス

  1. Step 1: 依存症を病気として理解する(責める支援から卒業する)
  2. Step 2: 家族の安全確保と生活基盤を整える(睡眠・金銭・相談先)
  3. Step 3: 本人との関わり方を再設計する(境界線・言葉・距離感)
  4. Step 4: 医療・福祉・行政との連携ラインを一本化する
  5. Step 5: 再発時を想定した家族行動計画を作る

回復継続を支える家族支援の重点配分

依存症理解の学習
感情整理と境界線
危機時対応の準備
医療・行政連携
生活再建の伴走
依存症の回復は、本人だけの努力で成立するものではありません。家族が先に「学ぶ」「つながる」「支援の設計図を持つ」ことで、回復の初速が変わります。ひごのいえは、家族こそ回復チームの中核であるという前提で支援を設計しています。

COMMUNITY ENERGY

熊本の大自然のなかで、仲間と笑い合う

熊本の緑の丘を背景に、明るく笑い合う回復支援の仲間たち
一人で抱え込まない。仲間とのつながりが、回復を続ける力になります。

絶望から希望へ

5人の回復者が語る、再生の物語。
彼らは地獄を見た。そして今、笑顔で未来を語る。

体験談ハイライト

薬物依存症 / 回復者スタッフ

20年間の薬物依存と服役を経て、現在は回復者スタッフとして仲間を支援。「一人で抱えない」ことが回復の起点になった体験を伝えています。

ギャンブル依存症 / 回復歴1年半

借金2000万円と家族離別を経験後、債務整理・就労再建・家族再接続を段階的に実行。生活を整えることが再発予防の鍵だと語ります。

アルコール依存症 / 女性専用施設で回復中

女性専用施設で安心して支援につながり、断酒だけでなく生活全体を再建。子どもとの再会を支えに、回復を継続しています。

全ての体験談を読む

薬物依存症 / 回復者スタッフ

18歳で覚醒剤に手を出し、最初は「眠らずに働ける」「気持ちが軽くなる」と思っていました。けれど、使うたびに嘘が増え、約束を破り、人を傷つける自分になっていきました。20代で仕事を転々とし、借金を重ね、暴力団関係者とのつながりも断てず、逮捕3回・服役3回。出所するたびに「もう終わりにする」と誓いましたが、孤独と不安に耐えきれず、数日で再使用してしまう。その繰り返しでした。家族は電話に出なくなり、友人は連絡先を変え、気がつけば誰も私を信じていませんでした。最後の出所の日、迎えに来た人は本当に一人もいませんでした。駅のベンチで夜を明かし、「ここから先は死ぬか、助けを求めるかしかない」と思ったことを今でもはっきり覚えています。偶然、役所の相談窓口で紹介されたのが、回復支援につながる最初のきっかけでした。最初の数か月は、正直、何も信じられませんでした。人の優しさを疑い、指導されると反発し、少し嫌なことがあると逃げたくなる。そんな私にスタッフは、責めるでも放任するでもなく、「今日一日を一緒に整える」ことだけを繰り返してくれました。起床、食事、通院、ミーティング、振り返り。単純ですが、その積み重ねが乱れた生活を少しずつ戻してくれました。再発の衝動が強い日は、過去の失敗を隠さず言葉にし、仲間の前で助けを求める練習をしました。恥ずかしさよりも、孤立の怖さのほうが大きいと理解できた時、回復は進み始めました。今、私は回復者スタッフとして、新しく来られる方に最初に伝えています。「今のあなたがどれだけ壊れていても、回復はここから始められる」と。過去は消せませんが、今日の選択は変えられる。私自身がその証明であり続けることが、支えてくれた人たちへの恩返しだと思っています。

依存症の苦しさは、外からは「意思の弱さ」に見えやすいかもしれません。私自身も長い間そう言われ、最後は自分でもそう思い込んでいました。けれど実際は、病気として適切な支援につながらない限り、根性だけでは止め続けることが難しい状態でした。だから私は、今苦しんでいる方に「あなたのせいだけではない」と必ず伝えます。相談することは負けではなく、回復の責任を引き受ける最初の行動です。昨日まで何度失敗していても、今日助けを求められたなら、それは十分に大きな一歩です。私はその一歩に、現場で何度も救われてきました。どうか一人で終わらせず、つながってください。必ず道は開けます。

—— 田村 健一さん(42歳・仮名)

ギャンブル依存症 / 回復歴1年半

私は会社員として真面目に働いているつもりでしたが、給料日の夜にパチンコ店へ行く習慣が、いつの間にか生活の中心になっていました。最初は小遣いの範囲で遊んでいたはずが、負けを取り返したくて消費者金融に手を出し、クレジットカードのキャッシング枠を使い切り、気づけば借金は2000万円近くまで膨らんでいました。家では「残業だ」と嘘をつき、通帳も明細も隠し、妻の財布に手を付けたことさえあります。見つかった時、妻は泣きながら「あなたを信じられない」と言いました。それでも私は「もうやめる」と口先だけで謝り、翌週にはまた店に戻っていました。催促の電話が鳴り続け、職場でも集中力を失い、遅刻と欠勤が増え、最終的に退職。妻は子どもを連れて実家に戻り、家は静かになりました。静かすぎて、逆に逃げ場がなくなった夜、元妻から「子どもたちがパパを心配してる」とメッセージが届きました。その短い一文を見た瞬間、自分の人生を壊しているのは運でも景気でもなく、自分の病気だと認めざるを得ませんでした。支援につながってから最初にやったのは、「ギャンブルをやめる」ではなく「生活を整える」ことでした。借金の現状をすべて書き出し、弁護士と相談して債務整理を進め、現金管理と家計管理を第三者と共有し、スマホの決済機能も止めました。衝動が出る時間帯を記録し、危ない場所に近づかないルートを作り、代わりに歩く・話す・休む行動を決めました。正直、地味で面倒で、何度も投げ出したくなりましたが、スタッフと仲間に「今日を崩さない」ことだけを繰り返し支えてもらいました。今は仕事を再開し、返済計画に沿って一歩ずつ進めています。月に一度、子どもと会える時間ができ、長男が「前より顔が優しくなったね」と言ってくれた時、初めて本当に回復している実感が湧きました。ギャンブルをやめることはゴールではなく、家族と信頼を作り直すことが本当の回復だと、私は毎日学び直しています。

もし今、請求書を開くのが怖い人、家族の顔を見るのがつらい人がいたら、私と同じところに立っているのだと思います。私が言えるのは、「状況を隠す時間が長くなるほど回復は遅れる」ということです。逆に、現実を言葉にした瞬間から回復は前に進みます。借金の整理、生活費の再設計、仕事の立て直し、家族との関係修復は、ひとりで抱えると潰れてしまいます。支援につながれば、順番を一緒に決めて進められます。私もまだ途中ですが、途中でも人生は十分に変えられると、今は胸を張って言えます。

—— 佐藤 裕介さん(45歳・仮名)

アルコール依存症 / 女性専用施設で回復中

私は離婚後、子ども2人と離れて一人暮らしになってから、お酒を「眠るための薬」のように使い始めました。最初は缶チューハイ1本だったのに、気づけば朝から飲まないと手が震え、食事も取れず、部屋はゴミ袋で埋まり、仕事も続かなくなりました。体調が悪くても「今日は飲まないと余計につらい」と言い訳し、病院で肝機能異常を指摘されても本気で止められませんでした。ある日、酩酊して転倒し、救急搬送された病院で医師から「このままでは命に関わる」と告げられました。それでも退院後にまた飲んでしまった自分を見て、私は本当に絶望しました。母親なのに、子どもに会う資格もない、そう思っていました。転機は、娘からの着信でした。久しぶりに電話に出ると、娘は泣きながら「ママ、生きててくれてありがとう」と言いました。責められると思っていた私は、その言葉で崩れました。そこで初めて、ひとりで隠れて耐える方法では回復できないと認め、女性専用施設に相談しました。女性専用の環境は、私にとって想像以上に大きな意味がありました。夜間の不安、対人緊張、過去の怖い経験を、同じ女性スタッフに安心して話せること。感情が乱れる日でも「怖かったね」「今日はここまでで十分」と受け止めてもらえること。これまで何度も自分を責めてきた私にとって、その関わりは治療そのものでした。回復プログラムでは、断酒だけでなく、睡眠、食事、服薬、通院、金銭管理、対人関係の練習を一つずつやり直しました。再飲酒衝動が出た時の行動計画も、スタッフと一緒に紙に書いて、すぐ見える場所に貼りました。私はまだ「完了」ではありません。回復中です。けれど、今は朝起きて顔を洗い、食事を作り、約束の時間に通院し、困った時に助けを求めることができます。先月、子どもたちと再会した時、娘が「ママの目が前よりやさしい」と言ってくれました。その一言を支えに、私は母として、そして一人の人間として、これからの人生を丁寧に取り戻していきます。今苦しんでいる方にも伝えたいです。恥ずかしさより先に、まず相談してほしい。助けを求めた瞬間から、回復は始まります。

女性として生きる中で抱える痛みは、言葉にしにくいものが多くあります。だからこそ、安心できる場所と信頼できる支援者が必要でした。らぽーるで私が救われたのは、正論で責められなかったことです。「なぜできないのか」ではなく、「どうしたら今日を安全に過ごせるか」を一緒に考えてくれました。回復は劇的な一日ではなく、静かな一日の積み重ねです。今つらさの真ん中にいる方にも、どうか自分を見放さず、相談という選択をしてほしいです。あなたの人生にも、必ずやり直せる時間が戻ってきます。

—— 中村 美咲さん(38歳・仮名)

OUR STAFF

スタッフ紹介

明るい施設内で元気に笑い合うスタッフチーム
スタッフ一同。明るく、エネルギッシュに、利用者の回復を支えます。
熊本の自然を背景に笑い合う仲間とスタッフ
熊本の空の下。仲間との笑顔が、再出発の力になります。

一般社団法人ひごのいえ 代表理事 栃原 晋太郎 メッセージ

代表理事 栃原晋太郎氏のプロフィール写真

栃原 晋太郎 一般社団法人ひごのいえ代表理事

1974年1月6日、東京都小平市生まれ。東京都立清瀬高校から日本大学工学部に進学。薬物依存症当事者。

現在は自身の経験を活かして、DARC利用者やその家族に対する支援を行う一方、刑務所や保護観察所、精神科病院などでの回復プログラム実施に携わる。学校や一般向けの講演などを通し、薬物問題に関する啓発活動も精力的に行っている。

私はこれまで長く依存症回復支援の現場に携わり、回復には技法だけでなく「安心して暮らせる土壌」が不可欠だと学んできました。制度や支援機関があっても、本人が心を休められる環境がなければ、回復は続きません。だからこそ私たちは熊本の自然と地域の温かさを生かし、焦らず、確実に生き直しを進められる家をつくることを目標にしています。

熊本の大自然には、人の心拍を静かに整える力があります。阿蘇の空気、天草の光、地域の人の温かさ。こうした環境の中で、私たちは利用者一人ひとりの性格や特性に向き合い、依存症の治療だけを目的化しない支援を続けています。ここでは「正しさ」で人を押し込めるのではなく、それぞれの個性を尊重し合い、失った関係を結び直せる“本来あるべき家”を目指しています。

人生のやり直しは、特別な誰かだけの物語ではありません。つまずいた経験も、弱さも、再出発の力に変えられる。ひごのいえで日々その姿を見せてくれる利用者の皆さんから、実は一番大きな回復と成長を与えられているのは、私自身です。この気づきを忘れず、これからも「あなたの人生は、ここからもう一度始められる」と言える場所を、誠実に守り育てていきます。

薬物依存支援 / 回復者スタッフ

田村 健一(仮名)

回復歴5年。20年間の薬物依存から回復し、現在は再発予防プログラムと生活支援を担当。「一人じゃない」を体感できる関わりを大切にしています。

薬物依存支援 / ピアサポーター

山本 翔太(仮名)

回復歴3年。処方薬・違法薬物依存の経験を活かし、初期相談と日中活動支援を担当。体調・睡眠・食事のリズム再建に強みがあります。

ギャンブル依存支援 / 生活再建担当

佐藤 裕介(仮名)

回復歴1年半。債務整理や家族関係の再構築を経験し、金銭管理と就労定着の支援を担当。「小さな達成の積み重ね」を実践しています。

YOUR STORY BEGINS HERE

あなたの物語も、ここから始まります。
彼らは絶望の底から這い上がり、今、笑顔で「回復できた」と語っています。あなたも必ず回復できます。

Q. 費用はどのくらいかかりますか?

A. 障害福祉サービス受給者証をお持ちの方は自己負担額が軽減されます。詳しくは利用案内をご覧ください。

Q. 家族だけの相談も可能ですか?

A. はい。ご家族だけのご相談も歓迎しています。まずは現状を丁寧に伺います。

Q. 女性専用の施設はありますか?

A. はい。女性専用施設「らぽーる」をご利用いただけます。女性スタッフが常駐しています。

Q. 本当に回復できますか?

A. 依存症は回復できる病気です。適切な支援と環境、仲間とのつながりがあれば未来は変えられます。

安心してご相談ください

「こんなことで相談していいのかな?」と思うことも、どうぞお気軽にお話しください。
あなたの勇気ある一歩を、私たちは心から応援します。
受付時間:平日 10:00〜17:00
土日祝日、時間外のご相談も可能です。まずはお電話でご相談ください。